一遍と今をあるく

哲学カフェ一遍

2016年08月29日

時事随感 難波紘二

津久井やまゆり園事件ー観念論の生命尊重で終わらせてはならない

 私も相模原市の知的障害者施設で発生した「患者大量殺害事件」では、まず犯人とヒトラー思想との関係を考えた。だが犯人が大島衆議院議長あてに届けた手紙全文(容疑者の衆議院議長公邸宛て手紙)を読むと、

2016年08月29日

風信録

東京の不動産協会で研究発表

青野勝広著『不動産の税法と経済学 改訂増補』(清文社 平成23年)の第10章「不動産取得税・登録免許税と凍結効果」と‘Proposal for a Combination of the Inheritance Tax and a Realized Capital Gains Tax at the Time of Death'(都市住宅学93号 2016 SPRING)を中心にするつもりです。

2016年08月29日

時事随感 難波紘二

沖縄戦と戦後の沖縄(3)

 挿絵(K.Tanahashi)
前回に続いて「沖縄問題」についての私見を述べたい。(これが最終回となる。)
沖縄戦の推移:これに関しては日本側の記録だけでなく、海兵隊に志願してペリリュー島と沖縄戦に参加し、生きのびて戦後は大学の生物学教授になった第1海兵隊師団兵士(一等兵)ユージン・スレッジによる「ペリリュー・沖縄戦記」(講談社学術文庫, 2008)という貴重な記録がある。

2016年08月24日

時事随感 難波紘二

沖縄問題(2)

 挿絵(K.Tanahashi)
前回に続いて「沖縄戦の終結日がなぜヒロシマと同じように慰霊の対象とならないのか?」というIK君の疑問に答えるべく、引き続いて沖縄の歴史における、いわゆる「琉球処分」について私見を述べたい。

2016年08月24日

時事随感 難波紘二

沖縄慰霊の日 (1)

  挿絵(K.Tanahashi)
友人のIK君からこんなメールが来た。
<昨日(6/23)は沖縄慰霊の日でした。新聞・テレビを見ていてがっかりしました。これに関する報道がほとんどありませんでいた。
 8・6の時は1か月もそれ以上も前から騒ぎ始めるのに、沖縄の犠牲についてはどうしてこれほど無関心なのでしょう。

2016年08月22日

宇和島歴史紀行 近藤俊文

アーネスト・サトウの『英国 策論』

さっき一藩割拠とか公議政体論について話しましたが、公議政体つまり一種の議会政治ですね、これには英通訳外交官アーネスト・サトウが絡みます。パークスとアーネスト・サトウはちょっと仲が悪いというか、パークスは、アーネスト・サトウがやや危険だと思っていた。

2016年08月19日

時事随感 難波紘二

医療記事を読む

「廃棄の腎臓、透析患者へ活用ぜひ;塩崎厚労省、解禁すれば金字塔に」と題した「修復腎移植」の早期解禁を訴えた記事で、愛媛県選出の代議士塩崎恭久厚労大臣に宛てたメッセージとなっている。ぜひ多くの方にお読みいただきたく、ここに転載いたしました。

2016年08月17日

「命(めい)」を知らざれば 青野勝広

幸せな人生とは

挿絵(M.Ogawa)
ハーバート大学で1938年から、最初は742人の男性について、それらの男性の仕事、家庭生活、健康などを追跡した研究がある。その研究は、その後75年間に渡って今日まで続けられており、対象も彼らの子供達も含めて、2,000人以上になっている。最初の742人の男性は、2つのグループに分けて選ばれた。

2016年08月16日

宇和島歴史紀行 近藤俊文

東寺別当覚宝の見方

じゃあ幕府はどう見ていたのか。これは中々分かりませんね。要するに幕府は、宇和島藩は危険な藩だと思って見ているわけ。だって長州というのは、この時の藩主の宗徳公の奥様が出たところですからね、長州藩とは宇和島藩は仲がよい。

2016年08月16日

寒来暑往 八木亀太郎

はじめに

『我思うが故に我あり』とは西哲の言葉であるが、自分の場合には、我思わざるが故に、いまだ生につながる、とも言えよう。

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