一遍と今をあるく

哲学カフェ一遍

2016年06月30日

いまを生きる 小沼大八

インド巡礼(二)

 挿絵(T.Katayama)
インド亜大陸では、五、六、七月に集中する雨期をのぞいて、雨がめったに降らぬという。いうまでもないことだが、人間の営みの清潔さはどうやら、水量の豊かさの度合いに正比例するようである。

2016年06月30日

宇和島歴史紀行 近藤俊文

宗城公の洋学ファミリー

いわゆる宗城公の洋学ファミリーというのがあった。最初は高野長英ですね。それから村田藏六(大村益次郎)、二宮敬作、敬作の次男の二宮逸二と甥の二宮篤四郎―この逸二は優秀で蔵六の教育を受けていた。

2016年06月28日

時事随感 難波紘二

「STAP細胞」への最終コメント

6/6号に【書き込みを読んで6/1】と題して、<Unknown (Unknown):2016-05-31 18:26(ES氏)>の質問に丁寧にお答えしたら、1週間に160件以上の書き込みがあって驚いた。

2016年06月23日

宇和島歴史紀行 近藤俊文

ウイリアム・ウイリス、大村益次郎、高木兼寛

  ウイリアムス文書ウイリアム・ウイリスという医者ですが、『幕末維新を駆け抜けたイギリス人医師』という立派な本があります。余り宇和島の人はこの人のことを知りませんが、結構宇和島とは関係があるのです。

2016年06月22日

いまを生きる 小沼大八

インド巡礼(一)

挿絵(Y.Murata)
インドの亜大陸ははてしなく広い。くる日もくる日も灼熱の太陽が平らな地平から昇り、半弓を描いて、やがて西の地平へ没してゆく。

2016年06月21日

「命(めい)」を知らざれば 青野勝広

市場経済の発展と現代の政治家に求められる資質

 人類の長い歴史の中で、多くの国民の衣食住が生存水準を上回るようになったのは、「産業革命」の後、先進国といわれる国々でも200年ほど前からに過ぎない。

2016年06月13日

宇和島歴史紀行 近藤俊文

伊達家の史料上の英軍艦

慶応二年六月、やってきたのは三隻の巨大軍艦
プリンセス・ロイアル号は長さが七十四メートル、幅が十八メートル。パークスが乗ってきたサラミス号は長さが六十八メートルと余り変わらないが、幅は八・二メートルです。

2016年06月09日

いまを生きる 小沼大八

座法(六)

挿絵(M.Kikuchi)
わが善友に、水を飲んでもふとるという肥満体質をもった、和尚がひとりいらっしゃる。いかんせん、和尚と申す生業(なりわい)には、法要の時はもちろんのこと、なにかと正座がつきまとう。