一遍と今をあるく

哲学カフェ一遍

2016年03月24日

宇和島歴史紀行 近藤俊文

ペリーとハリスが鎖国日本の扉を開け、パークスが扉の中に入った

今、ここで考えてみたいのは、宇和島に英国艦隊がやって来たその歴史的意義というものをちょっと考えておく必要があると思うのです。

2016年03月16日

時事随感 難波紘二

書物離れ

2/28NHKニュースが<読書しない大学生は45% 過去最高。スマートフォンの1日の平均利用時間は155.9分で、なかには10時間以上利用していると答えた学生もいた>というから、紙本でなく液晶画面で文字を読むというのが主体になりつつあるのだろう。

2016年03月16日

時事随感 難波紘二

相 対

この言葉は「そうたい」とも発音されるし、「あいたい」とも呼ばれる。
もともと遊廓で客の相手となる女郎を「相方(あいかた)」と呼んだのが始まりである。

2016年03月15日

いまを生きる 小沼大八

玄奘(四)

経文(きょうもん)が二、三冊、片隅にひっそり重ね置かれている。ごくありふれた仏壇のたたずまいだ。

2016年03月11日

宇和島歴史紀行 近藤俊文

英国軍艦宇和島来航の歴史的意義

(講演記録)平成二十六年十月十一日・宇和島市生涯学習センター
平成二十八年はパークス来航百五十周年である

2016年03月08日

いまを生きる 小沼大八

玄奘(三)

金が万能の世の中とはいえ、それでも、パーリ語の手書きの経典といえば、すこしは珍重に値いしよう。

2016年03月03日

時事随感 難波紘二

丸山眞男

志村五郎プリンストン大学名誉教授が『鳥のように』(筑摩eブックス kindle)に丸山眞男のことを書いています。

2016年03月02日

「命(めい)」を知らざれば 青野勝広

加藤彰廉と新田長次郎(温山)

ある組織の現在の「価値」は、その組織が、将来、何を成し遂げるかによって決まる。組織の歴史や伝統を正しく理解することは、その組織を発展させるために何をなすべきかを知るためにも極めて大切なことである。

2016年03月02日

時事随感 難波紘二

校風、社風、家風、と知識教育

中江兆民は、喉頭癌で亡くなる直前にその哲学を「続一年有半」(「一年有半・続一年有半」、岩波文庫)に「ナカエイズム」と称して書き残していますが、「意志の自由と道徳的行為」の関係を論じた箇所は非常に名論です。

2016年03月01日

いまを生きる 小沼大八

玄奘(二)

 般若心経というお経がある。わずか二六〇文字からなる小品ながら、仏教教理の神髄を言い当てた経典として古来名高い。