八木亀太郎先生の名随筆集『寒来暑往』を連載致します。
お楽しみください。
八木亀太郎(やぎ かめたろう)号・三春(さんしゅん)
1908年、松山市に生まれる。32年、東京帝国大学文学部言語学科卒業。以降兵役に召集される44年まで、東京帝大、法政大学、東京外国語学校、満鉄東亜経済調査局、慶応外国語学校など勤務又は兼務。日本におけるペルシャ語研究草創の人。49年、松山商科大学(現松山大学)教授。69年1月より74年3月まで同大学長並びに理事長。74年、愛媛県教育文化賞受賞、83年には、愛媛県功労賞を受賞する。晩年、俳句の国際化に尽くした。86年2月1日、歿。90年、随筆集『寒来暑往』愛媛出版文化賞受賞。
主な著書または共著
『回教の全貌』(イスラム文化協会)
『戦争』アスマッド・ナハジャバーン著翻訳
(満鉄東亜経済調査局)
『ペルシャ語』(慶応出版社)
『印度の言語』(満鉄東亜経済調査局)
『ペルシャ語』(研究社-世界言語概説)
『イラン詩訳』(平凡社-世界名詩集)