一遍と今をあるく

よもだ俳句と暮らしの点描

2017年01月23日

道後温泉に新しい風

えひめ国体・えひめ大会を前に、道後の新たな時代の幕開けである。明治の文豪、漱石も絶賛した道後温泉。その名に恥じぬ気鋭の温泉文化の拠点として、飛鳥乃温泉が末永く興隆することを願いつつ1句、

初東風(はつこち)に温故知新の道後かな

2017年01月12日

君の名は、ナズナ?

ネット社会に入り浸り、リアルと非リアルに距離がある現代日本の若者は、「七草」は検索し知ることはできても、現物を見て言い当てることがはたしてできるか疑わしい。そこで、若者中心にヒットしている映画にあやかって1句、

かくも似た七草に問ふ君の名は

2017年01月06日

駆ける2017 ~えひめ国体・えひめ大会に向かって

まばゆいばかりのオレンジの光線の勢いに圧倒された私は、無我夢中でシャッターを切り続けた。新年最初の朝日を浴び、おごそかな気分になったところで1句、  

ちはやふる神の如きのはつひかな