一遍と今をあるく

一遍上人堂通信

再建二年目を迎えた宝厳寺

平成29年7月14日、宝厳寺を訪問しました。 住職に最近の宝厳寺のようすについてお話をお伺いしました。

今年の正月三ヶ日は例年以上に参拝者が多く、大賑わいだったそうです。それ以後は例年通りで、特に増えたこともないそうです。

また、道後担当のガイドボランティアの方が、観光客を宝厳寺まで案内してくださるのでその分にぎわっています。境内のコースは山門、句碑、本堂、一遍上人堂と一遍上人立像となっています。

 

参拝者の皆さんの感想を以下に述べます。

一遍上人堂(お堂)、また、一遍上人立像を地元の銀行が寄進したと知って、感動している。(県外の参拝者の方々)

焼け残った銀杏の木がすっかり回復して、青々と茂っている。

一遍上人立像は、焼ける前の像とそっくりで感動している。

 

新しく再興された一遍上人立像が安置されてから、一年と少し経ちました。住職のお話では、独特の味がでるまでにはまだ何十年もかかりそうである、とのことでした。

 

来る9月30日(土)には、宝厳寺 本堂にて、フォークボーカルデュオ「キッサコ」のライブがおこなわれます。

“キッサコは、薬師寺寛邦(愛媛県今治市臨済宗妙心寺派・海禅寺の副住職)、山元サトシからなるボーカルデュオ。グループ名の由来は、禅の言葉で“お茶でも飲んでゆっくりしてください”を意味する「喫茶去(きっさこ)」から。<キッサコ ホームページより>“

 

住職によると、本堂を今後も有効活用してほしい、とのことでした。