ふるさとで暮らす人々が心身ともに健やかな日々を送れるよう、愛媛銀行ではさまざまなフィランソロピー(Philanthropy)にも取り組んでいます。この取組みの一つとして、当塾は平成24年5月に開塾致しました。ふるさと愛媛のその道の一流の学者、達人、専門家を講師にお招きして学びを深める定例会を2か月に1回、平均で70名余りの出席者を得て、昨年までで22回開いております。
また平成24年と25年は特に動物愛護、そして26年と27年は教育問題を主要なテーマにし、前者は「動物愛護推進市民の集い」(これまで3回開催、各回で約200名参加。)、後者については「教育シンポジウム」を2回開催(愛媛県内の教育関係者が合わせて900余名参加。)し、それぞれ報告集も作成致しました。コラム「英国艦隊来航と宇和島藩」(PDF:515 KB)
ところで、教育問題に取組み始めた頃から、当塾が取り組む諸課題の柱に一遍の哲学や思想を据えるべきではないか、という意見が多く寄せられるようになりました。一遍こそ博愛の実践者であり、混迷を深める現代においてこそ、一遍の言動はその旅姿とともに、もっと顕われるべきだということであります。
そこで定例会に替えてウェブサイトを開設し、当塾の取組みを広く日本中へ発信することに致しました。博愛のネットワークを愛媛から中四国、さらに全国から世界へ広げようと願ってのことです。当方からの発信だけではなく、皆様のご意見やご感想等もお待ちしております。どうかよろしくお願い申し上げます。
いのちの賛歌 市民の集い ありがとう いのち